緑内障のお話

緑内障とは眼圧の上昇によって視神経に障害が起こり、視野が狭くなっていく病気のことです。
眼圧が上昇することにより、視神経が圧迫されます。視神経とは、目に入った視覚情報を脳に届ける役割を担っているのですが、圧迫によって視神経に障害が起こり、視覚情報がうまく伝えられなくなってしまいます。その結果、障害が発生した部分が見えにくくなり、視野が狭くなっていくのです。 重症になると失明に至ると言われています。

視野変化のイメージ図

緑内障ってどんな人がかかるの?

2000年~2002年に行われた詳細な緑内障疫学調査によれば、40歳以上の緑内障有病率は5.0%と言われており、20人に1人がかかる一般的な病気です。初期の段階では自覚症状も少なく、進行は徐々に進むため、両目で見ていると片目が見にくくなっていることには、なかなか気がつきません。実際に治療を行っている患者数は少なく、潜在患者数は350~400万人とも言われています。

緑内障の治療法は?

緑内障にかかり、失った視力を回復する方法は現在のところ存在しません。これ以上、進行が進まないよう早期発見することが大切です。
治療法としては、薬物治療や外科手術による治療があります。その中でも、緑内障治療の第一選択は薬物治療であり、点眼薬による治療が主体となっています。

開発情報

当社では、緑内障治療剤の研究開発を行っております。
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