DW-1002

BBG250(Brilliant Blue G-250)という染色性の高い色素を主成分とする眼科手術補助剤で、眼内にある内境界膜又は水晶体を保護するカプセルを一時的に安全に染色し、硝子体・白内障の手術を行いやすくするものです。
BBG250は国立大学法人九州大学の研究グループによって発見され、その後、事業化が進められました。当社は2017年に株式会社ヘリオスから事業譲受を行い、九州大学からの独占的ライセンスに基づき、開発しております。

日本以外の全世界における独占的なサブライセンスをDutch Ophtalmic Research Center International B.V.(DORC)に付与しており、DORCは2010年9月以降、欧州等にて本製品を製造販売しております。
日本国内については、わかもと製薬株式会社に独占的サブライセンスを付与しており、わかもと製薬が承認取得に向けて、開発を進めております。

 
①内境界膜染色
中国

欧州・米国等
②内境界膜染色
日本
③白内障手術時の水晶体前嚢染色
日本
④内境界膜、網膜上膜及び増殖硝子体網膜症における増殖膜染色
欧州等
⑤内境界膜及び網膜上膜染色
米国
対象疾患 ①内境界膜染色(欧州・米国等)
②内境界膜染色(日本)
③白内障手術時の水晶体前嚢染色(日本)
④内境界膜、網膜上膜及び増殖硝子体網膜症における増殖膜染色(欧州等)
⑤内境界膜及び網膜上膜染色(米国)
開発ステージ ①上市(欧州・米国等)、承認申請(中国)
②第Ⅲ相臨床試験(日本)終了
③第Ⅲ相臨床試験(日本)終了
④上市(欧州等)
⑤第Ⅲ相臨床試験(米国)
パートナー ①Dutch Ophthalmic Research Center International B.V(DORC)へライセンスアウト
②③わかもと製薬株式会社へライセンスアウト
④⑤Dutch Ophthalmic Research Center International B.V(DORC)へライセンスアウト

開発進捗

関連IR資料(最新)
  • 2023.05
    承認申請(中国)
  • 2021.10
    販売(カナダ)開始
  • 2021.01
    承認(カナダ)取得
  • 2020.04
    販売(米国)開始
  • 2017.04
    眼科手術補助剤にかかる事業を譲受
  • 2010.09
    販売(欧州)開始