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ビジネスモデル

バイオベンチャーって?

新薬開発に特化したベンチャー企業

バイオベンチャーという言葉を聞いたことがありますか?
バイオベンチャーとは、医薬品や医療機器の開発、再生医療など「ライフサイエンス」と呼ばれる分野のベンチャー企業です。
当社は、バイオテクノロジーを駆使し、新薬の開発に特化した「創薬系バイオベンチャー」になります。

何故、バイオベンチャーが必要とされているのか?

1 治療法が確立されていない「アンメット・メディカル・ニーズ」の拡大

人間の疾病は約30,000種類あると言われています。医薬品などで治療することができる疾病は、ごく一部の疾病に限定されています。治療法自体が無い、既存の薬では満足に治療できない医療領域はとても広く、「アンメット・メディカル・ニーズ」と呼ばれています。患者様をはじめ、社会のニーズが極めて高いこの領域で世界的に注目されているのが「バイオベンチャー」なのです。

2 ハイリスク・ハイリターンでも挑むことが私たちの社会的使命

アンメット・メディカル・ニーズの解決は、製薬会社だけではとても手に負えません。そこで活躍が期待されているのが、大学やバイオベンチャーの活躍です。新たな薬の「タネ」を見つけること、その研究に特化することで新たな役割を担っています。創薬研究は、ハイリスク・ハイリターンであるのも事実です。しかし、私たちバイオベンチャーが果たすべき社会的な使命でもあると感じています。治療法のない病に苦しむ患者様のために私たちは誇りを持ち、挑み続けます。

3 アメリカでは創薬の主流

従来では対象患者の多い薬の開発が進められてきたため、研究開発投資の量が重要でした。
しかし、現在は技術の発展に伴い、特定した患者様に対し、より効果の高い医薬品の提供が可能になってきているため、研究開発投資の効率が重視されています。
そうした時代ですと対象疾患や患者様の要件を絞って開発を進められる、バイオベンチャーは開発効率が高いと言えます。アメリカでは年によって6割~8割ほどがバイオベンチャーから新薬が誕生しています。

(出典:経産省「バイオベンチャーの現状と課題」2017年11月15日)

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新薬開発プロセス(イメージ)