株主・投資家の皆様へご挨拶

株主・投資家の皆様へ
平素より当社の事業活動へ温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2025年は、当社が長年取り組んできたパイプラインが、次の段階へ向けて確かな手応えを示した一年でした。
緑内障治療剤「H-1337」は、米国での後期第Ⅱ相臨床試験を終え第Ⅲ相臨床試験に向けた準備を進めております。再生医療用細胞製品「DWR-2206」は、第Ⅱ相臨床試験の最終観察が完了し、第Ⅲ相臨床試験に向けた準備を進めております。また、昨年「H-1129」をパイプラインに加えて、眼科パイプラインの更なる強化を図りました。これら3つは、将来の収益の柱となるパイプラインであり、今後の進展に期待を寄せています。
その他のパイプラインにおいても、製造販売の承認取得やグローバルでの治験における観察期間を終了するなど着実な進捗が見られ、先々を見据えた共同研究の増加も含めて、充実した一年でもありました。

2026年は、これまで蓄えてきた研究開発力をもう一段引き上げ、新たなステージを目指す一年にしたいと考えています。開発中のパイプラインに対しては、それぞれの状況に応じて最適な選択を行い、確かな前進を図ってまいります。加えて、眼科領域で培ってきた技術を基盤としながら、将来の展開を視野に新たな研究テーマにも取り組んでまいります。研究活動は当社の価値創造の源泉であり、未来につながる“芽”を育てていく姿勢を大切にしていきます。

医薬品・創薬分野では、高齢化や疾患の多様化に伴い、依然として満たされない医療ニーズが数多く存在しています。特に眼科領域では、角膜疾患や網膜疾患などの治療選択肢が限られる疾患へのニーズが高まり、再生医療や細胞治療など新たなアプローチも広がりを見せています。このような環境の中で、当社が掲げる「アンメット・メディカル・ニーズを満たす新薬」「QOLの改善につながる新薬」の創出は、ますます重要性を増していると感じています。

新薬開発は長い時間と多くの挑戦を必要としますが、社会的意義の大きな取り組みであり、当社の存在理由そのものでもあります。これからも新薬の研究開発に真摯に向き合い、患者の皆様、株主・投資家の皆様のご期待にお応えできるよう事業を進めてまいります。

「日本発の画期的な新薬を世界へ」。 この創業時の思いを胸に、2026年も挑戦を続けてまいります。 本年も変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

代表取締役社長