Point 5

成長戦略

成長を実現する2つの施策とは何か?

私たちは、「日本発の画期的な新薬を世界へ」というビジョンの実現にむけて、眼科領域に注力し、
2つの重点施策を両輪として更なる成長と企業価値の向上を目指しています。

開発パイプラインの拡充

バイオベンチャーや製薬会社が保有する新薬候補化合物のことを「開発パイプライン」と呼びます。
この開発パイプラインは、我々バイオベンチャーの命そのものです。
開発パイプラインを多く有することは、成功リスクを分散し、将来の収益力および企業価値に大きく影響します。
我々は、市場性や希少性を踏まえて対象疾患を選定し、開発パイプラインの拡充に努めております。

コラボレーションによる創薬活動の強化

現在、当社は複数の会社や大学等と創薬研究を行っております。当社は自社創薬が強みですが、このノウハウを活かし他社とのコラボレーションを推進することで、パイプラインの数の増加を加速させられるよう取り組んでおります。

当社 開発パイプラインの状況

当社開発パイプラインの状況は、こちらをご覧ください。

事業領域の拡大

当社は「薬のタネ」を製薬会社等に提供することで収入を得ています。この「薬のタネ」を小さな「ツボミ」にまで育てて提供する、さらに言えば「果実」としてから提供するのでは、得られる収入は当然大きく変わってきます。これまでは、「薬のタネ」の状態で提供してきましたが、タネを育ててから提供することで、より大きな収入を得ることを目指していきます。これが私たちの目指す「事業領域の拡大」です。2018年には、自社初となる臨床試験を米国で実施しました。今後も開発リソースを充実し、複数の臨床開発を手掛けてまいります。

協業による臨床開発の強化

当社は連結子会社に日本革新創薬株式会社(以下、JIT)があります(ロート製薬株式会社と共同出資)。JITは、臨床開発のノウハウがあり、我々が生み出した1を2や3にすることを得意としております。当社は、JITを通じて臨床開発事業へ進出することができ、今後も順調な開発の進展をグループ一体となって進めてまいります。

開発イメージ