株主・投資家の皆様へご挨拶

我々は現在、米国でのH-1337の臨床開発に向けて全力で取り組んでおります。H-1337は当社にとって一番重要な開発パイプラインであり、大きく育てていきたいと考えているためです。

このH-1337を主軸に、2021年も当社は事業推進上のテーマである「パイプラインの拡充」と「事業領域の拡大」に取り組みました。

研究プロジェクトにおいては、将来の収益の種となる創薬活動に注力し、眼科領域を中心に自社創薬だけではなくコラボ創薬(AI創薬や標的タンパク質分解誘導薬の共同研究)にも取り組み、次世代のパイプライン候補への投資を積極的に行いました。

ライセンスアウト済みパイプラインについては、DW-1002(カナダ)の販売開始、K-232の製造販売承認申請がなされ、順調に進展しております。

2022年も引き続き、研究プロジェクトと開発パイプラインへの投資を継続します。新薬開発は想像よりはるかに多くの時間がかかりますが、社会がめまぐるしく変化する中で、如何に将来を予想して開発を進めていくのかが重要だと考えております。時にその予想を超えた状況が起こりますが、そのような際にも株主・投資家の皆様を含むすべてのステークホルダーの方々のご期待に応えていきたいと考えております。

新薬開発の不確実性は高いままですが、その一方で新薬の必要性は年々高まっております。そのような状況の中では、当社の特徴である基礎研究の技術力は極めて有用で、その技術力を一層発揮する必要があると考えております。その技術力の発揮のために、我々は、自社の技術力に磨きをかけると共に新たな取り組みにもチャレンジして、患者の皆様に価値のある新薬をお届けできるよう事業を推進していきます。

「日本発の画期的な新薬を世界へ」という創業時の理念のもとに、当社は引き続き自社の強みである基礎研究の部門に注力しつつ、株主・投資家の皆様のご期待に沿うような更に新たな企業価値創造に向けて事業展開を進めてまいります。

株主様を始め様々なステークホルダーの皆様におかれましては、今後も引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長