Point 2
上市(製品化)まで成功
確率は1/30,000!
国内で数少ない成功事例
国内にあるバイオベンチャーは
およそ2,010社(2019年現在)。
そのうち、国内で新薬の上市(製品化)に
成功している企業は、ごくわずかです。
※一般財団法人バイオインダストリー協会、国内バイオ関連ベンチャーの現状調査と分析
ではなぜDWTIは上市することができたのか?
上市への道のりは、決して私たちだけで達成したものではありません。新薬を望んだ患者様、製薬会社の皆様と成し遂げたものです。その上で、敢えて理由を申し上げると以下の二つを挙げることが出来ます。
- 開発した疾患が良かった。(眼科に取り組んでいる会社が少なく、ライバルが少なかった)
- 化合物が優秀であった。(「化合物ライブラリー※」の質が高かった)
※創薬研究は、過去に上市した薬を含め、新薬の有力なタネの集まりである「化合物ライブラリー」から新薬候補化合物を創製します
上市(製品化)に成功した「グラナテック®点眼液0.4%」
- 2014年12月に販売を開始
- 緑内障や高眼圧の治療薬
- 緑内障は、40歳以上の20人に一人が発症
- ライセンスアウト先は興和(株)
- 他の点眼剤にはない世界初の新しいメカニズムを採用
もう少し詳しく
眼球内には「房水」と呼ばれる水分があります。房水は目に栄養分を与えると同時に眼球に圧力をかけて眼球を保っています。この「房水」が充満しすぎると眼圧が上がり、視神経を圧迫。そのまま放置すると視神経が弱り、視野が狭くなったり、視力低下を引き起こしたりします。緑内障の治療目標は、眼圧を下げることです。「グラナテック®」は、シュレム管経由で「房水」の流出を促進することに成功した新しい点眼薬です。既存の点眼薬では眼圧の低下ができなかった患者様に効果が出ています。