Point 3
眼科領域に注力
世界の眼科薬は成長市場
私たちは、様々な疾患に適応できる可能性がある「化合物ライブラリー」を有していますが、以下の3つの理由から戦略的に「眼科」に注力しています。
- 世界的な高齢化社会を迎えるにあたり、眼に疾患がある患者様が急増していること
- 眼科領域に特化しているバイオベンチャーが少ないこと
- 眼科疾患は、他の疾患に比べて効率的(期間・費用)な開発が行われる場合が多いこと
世界の眼科疾患患者数は増加傾向
世界の眼科疾患患者数は増加傾向にあります。
日本人にも多い緑内障、加齢黄斑変性症は共に4.5~4.7%前後で増加していくと予想されています。
出典:World report on vision
世界の緑内障患者数、10年で約1.3倍の予測
世界の緑内障患者数予測を見ると、2020年から2030年の10年間でおよそ、1.3倍に拡大する見込みです。
日本国内も高齢化に伴い、緑内障患者数は増加傾向にあり、このトレンドは暫く継続していくと考えられています。
出典:World report on vision
『緑内障治療薬』は、医療用眼科薬市場で最大
国内の緑内障治療薬の売上高は、全眼科薬市場の約33%であり、最大規模だと言われています。中途失明原因でも1位であり、潜在的な患者様も多く存在していると思われます。
高齢化社会が進むにあたり、今後は「加齢黄斑変性症」「糖尿病網膜症」「網膜静脈閉塞症」などの網膜疾患の患者様が急増すると言われています。私たちDWTIは、緑内障だけでなく網膜疾患への研究も進めていくことで、社会に貢献していきたいと考えています。